煎茶のお稽古   2014.first

お稽古しましょう、心静かに         9/15

 

このお稽古は宗家のおじい様が

されていたお手前だそうです。

 

 

袱の捌き方や、お抹茶茶碗でのお手前、新しく感じるのはなぜでしょう?

 

大事なお手前を教えてい頂きまして有難うございます。

 

とてもうれしい気持ちです。

 

昨年の秋、万福寺で買いました。

 

北村和善さんの急須、私には小宇宙のように見えました。

 

小ぶりで可愛いフォルムお気に入りです。

 

秋になりました、月をめでる夜     2014.9月

 

秋の夜、川面に手を入れて、その水をすくってみると、そこに月が映る。

 

春の野辺、花をかざし弄べばい衣服いっぱいに花の香りがしみこむ。

 

 =秋と春の対比の禅語=

 

どんなに忙しくても、

 

少しの暇はあるでしょう、

 

しばし月を愛でましょう。

富岡鉄斎さんの家      2014.8.31

少し暑さはましになったかなという8月最後の日、武者小路通りから室町通りを南へうろうろと・・・

とらやさんでいっぷく、煎茶と羊羹をいただきました。

お茶は「京の文」という多分ブレンドでしょうかね。

 

 

 

一煎目はまったりと甘く、折茶とは違う緩さがあったように感じた。

 

お菓子を口に含み二煎目はすぐに注ぎ、くっと飲むと爽やかに軽く渋味が・・・

 
 

 

 

またお菓子を。黄色は粟です、黒いのは黒砂糖の琥珀羹、味の濃淡がありそれぞれに美味しい。

 

 

何度も(5煎ぐらい)飲みました。

とらやさんのお庭に見とれてしばし時を過ごし、さらに南へ。

びっくりです富岡鉄斎さんの家だったというお家を発見!よく目に入ったものです。ぼ~っとしていたら分らずじまい。

宝塚の清荒神の美術館に行きたかったのに行けなくて・・・巡り合わせ、慈照寺の中にも襖絵があり、それも縁あって見られたし。

確か奈良で10月5日まで大和文華館で催しがあるとのこと。

行けるといいのですが・・・。

夏 最後のお稽古       2014.8.23

 

8月最後のお稽古なのにお休みしました。

 

お教室にはこのお軸が掛けられていました。

 

「行雲流水」こううんりゅうすい

 

空ゆく雲、流れる水のように自然に逆らわず自然のまま、ありのまま。

 

の意味。

 

夏のお稽古  8月            2014.8.2

夏真っ盛りのお茶

 

うつわを氷水で冷た

 

~く冷やし、

 

おいしい水を茶葉に

 

浸し、時を暫し経て

 

頂く美味しいお茶は

 

心がこもったおもてなし。

 

こちらは和歌遊び

 

5人が何を書くかは分りません

 

その場に感じる心を書き記し

 

読み合わせる。

 

 

 

 

どのグループも年齢はさまざま

 

ですが同じ空間にいるからで

 

しょうね、上手く繋がってます

 

でしょう。

 

夏のお茶    冷茶        2014.7.19    

 

 

 

瀑布がかかるこの部屋は

 

まさに水の中

 

冷たいお茶がぴったり

 

ガラス水注

 

北海道の工房のものだそうです。

 

涼しげな花が浮かびお茶を入れるのも楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

一穂流茶法道 http://www.issuiryu.jp/

ゆかた会    煎茶での冷茶     20147.12

祇園祭でにぎわう京都

 

先日は夏の研修会があり、お稽古の成果と座敷での立ち居振る舞いを身につけるようにと作法を教えて頂きました。

 

そして今日は、浴衣で集まりみんな一斉にお稽古が始まりました。

 

煎茶での冷茶「二友」

お童子、お客席にての作法

普段と違って着物での振る舞い

 

美味しい点心をいただき和やかに過ごす一日です。

 

お軸の絵は佐々木宗家が書かれました。

文字は中谷美風先生です。

 

 

 

今年のあじさい祭り     献茶と煎茶会    2014.6.16

手前座には涼しげな水注に茶入れは「ガレ」のように色と模様が素敵です。

 

 

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主菓子は京都柏屋さんの「紫陽花」

 

中は白あん、周りは求肥そして細かく花びらのような

蕾の集まりかな?

 

お茶は水出しで、まったりと柔らかい舌触りの玉露かりがね。

 

献茶の模様

  

 

 

 

献茶が始まりました。

 

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藤の森神社「あじさい祭り」にて 献茶と煎茶会  2014.6.14

6月15日藤の森神社の「あじさい祭り」において献茶式が行われます。

昨年、芸術・学問の神様「舎人親王」に一穂流宗家が厳かな流れのもと献茶とあじさいを献花されました。

 

今年もその様子をご報告しますね、ご期待下さい。

 

 

5月のお稽古  二友・三友・四君子

 

蝋梅の実、初めて見ました。

 

青々として綺麗です!

 

食べられないんですって、鳥は食べるのかしら?

椿堂さんのお茶会      2014.4.13

 

「芳春茶会」伏見稲荷大社の

非公開の茶室「瑞芳軒・春満旧宅」で行われました。

 

本席、副席といずれも庭に面したそれぞれ趣のある広々とした席でした。

 

目印の茶旗「清風」が風に揺らいでいました。

 

「通仙」とも書いた旗があります。今の上り旗でしょうけれど全然趣が違いますよね。

 

門をくぐりすぐ横のまた小さな門をくぐり庭伝いに本席へ。

 

本席では写真は撮れませんでしたが副席では許可が出ましたのでご覧くださいね。

 

 

開山栄西禅師八百年大遠諱    2014.5.3

大哉心乎

 

「大いなるかな しんや」

人の心は本来自由で大らかである

 

古都最古の禅寺「建仁寺」

日本に禅をもたらし、

茶を広めた栄西禅師の入寂から

八百年。

 

今も世界に影響を与え続けている「禅」と「茶」は偉大であり、

偉大なる人「栄西禅師」だと思っています。

 

茶碑が立てられている後ろに少しばかりの茶畑が。


ちょうど新茶摘みの頃なので覆いがしてありました。

 

栄西禅師が植えたお茶の木がこうして今も大事に育てられている。

 

きっと美味しいお茶でしょうね。

 

来週は新茶摘みに行ってきま~す。

 

 

 

煎茶のお稽古  「二友」         2014.4.26

 

今日は茶葉を替えて入れてみるお稽古も教えていただきました。

 

ほうじ茶です。

 

お湯の温度が変わること、急須など扱うお道具も一部替わりました。

 

さらに設えも変わっていますよ。

 

涼しく簾を使って、お盆が無いので蓋置きが要ります。

 

お盆を拭くという動作が要りません。

 

そういう変化にすぐ対応できるようになるのいつのことかなあ???

 

 

禅語 黄檗山万福寺57代玄妙管長さんの書

 

竹葉々起清風「竹葉葉(ようよう)清風起こる」

 

竹の文字を竹の絵で読む。

 

Webで見ると「竹」という字を大きく書いている書もありました。

 

何度も何度も練習をして書いてみたい気持ちになりました。

 

 

 

 

4月のお稽古  桜の一香一煎     

 

二友  二煎出し  

 

次の課題は

 

更なるおもてなしは大事な友に心をこめて淹れます。

 

畳という日本文化の中でどのような立ち居振る舞いをするのかを教えていただきます。

 

脚がつる~、しかし慣れないと(#^.^#)

 

 

桜の花を塩漬けにしたものを二つ入れてお湯を注ぐ、ぱ~っと花びらが広がりお茶碗の中がピンク色に染まります。

 

一煎頂きまして、その後お煎茶を一煎頂きます。

 

春のおもてなしにいいですね。

 

 

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3月のお稽古       一香一煎   ほうじ茶

 

 

「道山一祐」 (どうざんいちゆう)

 道を究める人たちが集まるところ

   という意味の軸

 

手前には正寿庵の庭に咲く白玉一輪

  

「何も言わずに道を究めよ」

という様な声が聞こえてきます。

2月のお稽古     泛茶法ほうじ茶 と 玉露のお手前 

    =玉露お手前=   

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玉露、玉のしずくをいただきました。ほうじ茶のお手前のように「動」の感じではなく「静」という空気が感じられる。

お家でお友達とおしゃべりしながらではそうは感じないでしょうけれど、でもきっとみんな静かになると思います。

 

このお茶碗に描かれているのは「独釣図・どくちょうず」というのだそうです。

 

参考

寒江独釣図=重要文化財・中国 元時代 14C 作者 伝 馬麟1876~1945

馬麟は南宋院大画の定型を作り上げた馬遠の子、その特色である平明さと抒情性をさらに推し進めた画人とあります。軍人とだけ書いてあるものもある。

 

黒田家伝来、今話題の黒田官兵衛さんでしょうね。

 

 

2月のお稽古     煮茶法 二煎出し      2014.2.8

寒い冬のお茶は熱いお茶で温まりまりましょう。

ということの他、昔のまんまのお茶の淹れ方煮出す方法を教えていただきました。

 

以前は一煎出しを、今回は同じお茶十六茶にて二煎出しです。

 

繰り返し宗家は教えて下さいます。

少しは分かってきました。

 

しかし繰り返し繰り返し淹れてみなくては身につかないだろうしなあ、がんばろう!

 

今年の志「解」が近くなるためにも。

 

もうひとつ熱いお茶を淹れました。

 

ほうじ茶です。

 

こちらは初めの設えの

状態。

 

お手前が終わってお茶碗が戻ってきている状態、ここでお終いなんです。

 

ほうじ茶は火で焙りまして香りが部屋に充満し、

ぐらぐら湧いているお湯の中に茶葉をさっといれると「じゅっ」と音がします。

 

そこがおもしろいなと、 この時期なら豆をころころっと入れて差し上げます。

 

 

 

梅信茶会    2014.2.2

「梅信茶会」2月2日に行われました。

この日のためにみんな身も心も集中してきました。

写真は撮れなかったのですが、「禅茶」のお手前の数々、「施茶」のお手前の素晴らしいこと。

宗家の心の中が表現されているようです。
私が語るのはやめましょう・・・(-.-)

 

椿堂さん    2014.1.13

 

お煎茶道具の陶芸家「稲澤隆生さん」の御案内で椿堂さん(伏見墨染)に行ってきました。


以前お友達と偶然「こぶ春さん」で会った時にお知り合いになった方です。

 

そうして今日、武村さん椿堂の亭主様で佐々木宗家とお知り合いであること等お聞きして、「え~」ってなんだかワクワクしました。

 

美味しい煎茶をいただき、また違ったお手前を拝見できたこと、その煎茶の味について質問したりとよくおしゃべりした一日でした。

 

http://www.tsubakido.com/  椿堂

 

 

こちらが稲澤さんの作品です、かわいいでしょ。

 

一つ欲しいな!

もちろん急須やお茶碗など素敵なのがありますよ

 

http://d.hatena.ne.jp/tousen/ 稲澤隆生さん

 

初稽古    2014.1.5   続き

2014年、初稽古の様子は2013年のページにてご報告しておりますがその続きです。

この見事な螺鈿細工が施された角の茶櫃、こちらのお道具でほうじ茶のお手前をしました

 

お手前を始める時、

おしまいの時と

この蓋をお見せする所作があるのですよ。

 

私はそれを見ていてなんだか優雅な気持ちになりました。

 

http://www.issuiryu.jp/

一穂流茶法道 

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