イギリス 紅茶の旅

コッツウォルズからコンウォールへ  パートⅠ

英国紅茶の旅

   2009.1.1724  

3度目の正直、つまり2度のチャンスがあったのに乗りきれなかった英国行き。しかしこの旅は充実満載の旅でした。

 

夜半にヒースロー空港に着き、出迎えのバスに乗り3時間ほどの道のりを走る。

小雨だったのが豪雨になったり、細い暗い道をひたすらチェリーさん(ドライバー)は走ってくれた。

着いたのは夜中、雨も小ぶり、バスを降りてお部屋へ、明日の打ち合わせでリビングに集合。話しをてしいると初めての英国ミルクティーをご馳走になった。ねむい~(-_-)zzz

そう、ここは特別自然景勝地区に指定されるコッツウォルズの北端、 チッピンカムデン、 スリーウェイズ・ホテル 素敵なホテルです。

ここで行われるプディングクラブ、こちらは後日のお楽しみとしましょう。

 

さて本題の英国で初めて作られた紅茶のお話をしましょう。

コンウォールのトレゴスナンで栽培されたお茶の木、まだ摘む量は少ないが 英国初の自国製紅茶です。

 

イギリス南西部、コンウォールへ、そこにトレゴスナンあり。

ガーデンを案内してくれる予定のチーフガーデナーのジョナサン氏から「明日ご案内ができないから」とホテルまで前夜来てくれたのだ。

この日はキャロンさんとも落ち合い明日一緒にトレゴスナンへ行く、彼氏も一緒、彼女は自分のホテルとレストランを持ち、料理家であり、メニュープロデゥーサーである。昨年11月に日本に来てスコーンの作り方を教えてくれた。

 

ジョナサン氏にこう尋ねた

「この壮大なお茶作りは貴方が考えられたのですか」と・・・

しかし笑いながら何か言ってられたが、またあとでお話しますと。

食事の後ビデオを見ながら説明されていたが、またまたみんな眠い~(-_-)zzz

が、さっきのお返事が・・・「この考えはオーナーの考えです」また親しみを込めて「わがままなオーナーの」とも、これが笑って言ってられた事でした。

 

そもそも椿を育てていた英国、寒い国なので椿さえも温室で栽培されていたが、この地はとても温暖で冬が短い。ダージリンとよく似た景色であり持ってきたマグノリアも育ち、椿を野外での栽培に成功し、200年前に日本から初めて持ってきた椿が育っていると

                 

そこでジョナサン・ジョーンズ氏が同じカメリア種であるお茶の木も育つのでは?と、インドから持ってきたお茶の木を植え1990年に茶園を作り、研究を重ね2005年に初めて製品化された。

となるとやはりジョナサン氏の想いが優先か?いやいやオーナーの力もあればこそですね。

 

ここは広大な領地をもっているボスコーウェン・ファミリーの敷地内にある。

村の入り口に門がありそこから4マイルのところにお屋敷がある。その横を通り抜け、かなり古木な椿の立ち並ぶガーデンを過ぎ抜け、左手向こうに羊が数頭、丘を歩いてる。

おお!見えてきました「秘密の扉」その向こうには何が・・・・・

みんな一斉にシャッターを! 私はここでバッテリー切れ(>_<)

お友達にデータをいただきました!

      

茶園というと日本でもダージリンでも、広々としたお茶のうねが広がっているので、そうだと思いますよね。

この広大なプライベートガーデンなんだからと、しかし違っていました、ちょっとがっかり(;一_) でもよく考えるとそれは無理だと、またこれが当たり前だと気付きました。何百年前から今日に至るお茶の歴史、イギリスでは15年前に苗木が植えられたんだから。

 

     

大事に育てられているんですね、海からの風をよけるための木が植えてありました。その向こうには次の茶園が作られ始めている。

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